画室の猫たち
2025年4月19日土曜日
15日(火)相国寺展(藝大美術館、5・25迄)、ワクワク胸が弾む楽しく嬉しい展覧会だった。感激だったのは、南宋画の牧谿の人物画や朝鮮絵画・李公麟の「猛虎図」(が、これを模写したと思われている若冲の「竹虎図録」と並んで展示してある。)そして、相国寺歓請開山・夢窓国師の書である。当時の夢窓派高僧ら大陸との文化交流の賜は、相国寺発願した室町幕府三代将軍・義光によって保護され引き継がれ、東山御物となる。お陰さまで、私たちは当時の禅僧たちの願いや喜びや楽しみを享受する。
大好きな 夢窓国師の書である。なんと清々しい潔い字なんでしょう。嬉しいです。
2025年4月3日木曜日
アニメーション映画<Flow>、ファイナルのその場面に、この映画の虜になった人達は神聖な驚きを胸に刻んだに違いない。ミケランジェロの「大洪水」(NOAH’S ARK)と重なるこの映画には、セリフやナレーションがありません。丁寧な絵の美しさが圧倒的でした。
物語は、洪水で飼い主に取り残されただろう動物たちが、流れてきたボートに身を寄せて、文字通り流れるままに、互いの本能や習性を害する事無く、共に知恵と勇気と優しさを寄せ合う親密感に胸が奮えた。
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