画室の猫たち
2020年1月29日水曜日
映画"CAT'S"、なにもかもが圧倒的だった。世界中の猫好きたちが喉を鳴らして瞳を揺らして時々爪を立てて尻尾がないことを忘れて舌なめずりしながら夢を見たに違いない
猫が二本足で立って歌って踊る。生まれて間もないお嬢ちゃん猫がバレエを踊る。が街を走るときは這いつくばり、ミルクは舐めて飲む。私はこういうところが気に入った。何故ってお話はそうでなければ。だが、猫の仕草や習性は真実を極める。おひげや眉毛や尻尾で会話する。ボロボロのグリザベラが鼻水を垂らしながらメモリーを歌った時はその人生に貰い泣きをした。
”CAT'S"はトマス・スターンズ・エリオットの「おとぼけおじさんの猫行状記」に基づいてアンドルー・ロイド・ウェバーが作曲したミュージカルである。
更に、映画”CAT'S"は、人間も猫になれることを証明した。これには、猫を愛したエリオットもウェバーも大喜びで感涙に違いない。嬉しい驚きである。そして、もしかしたらである。或る日のこと、エリオットの感興にスタンランの絵「モンマルトルの猫たちのフィナーレ(至上の光栄)」が触れたのかもしれない、、と勝手に想像して、私は感動が止まらない。最高。
2020年1月12日日曜日
昨日、リベラル21にTIGER「眠る猫」と文章を掲載。韓国ソウル植民地歴史博物館のことを書きました。東アジアの平和の基点となるだろう博物館です。見て下さい。
未来の子どもたちの地球が
いつでも何処においても
猫がのんびりと昼寝の出来る
戦争のない平和な世界でありますように
祈りをこめて
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